カーネルやROMの書き換えはずいぶんと行っていないため,原因はハードウェアの可能性が高い。
サブに切り替えて様子を見ていたら,あっさり突然死。充電もできやしない。電源を入れてもすぐにブラックアウト。
2年と少しなので,もしこれがキャリア端末で機種変更していたら,タイマーを疑うレベル。
……寿命か?いや。出来ることをしてみよう。とりあえずは電池交換を試みる。
吸盤を裏蓋につけ,気合いで持ち上げる。
指紋ベッタベタ……。
隙間が出来たら,ピックなどを差し込む。少しずつ範囲を広げていきます。ドライヤーで加熱しなくても大丈夫でした。
ですが,壊れるんじゃないかってぐらい力がかかってしまうので,せめてマイクロファイバーなんぞを液晶面に当ててやりましょうね。
あ。表に付けていたガラスフィルムは砕け散りました。
ようやっと持ち上げた状態。
持ち上がったら,赤丸の4つのプラスねじを外します。
次に,上部の黒いカバーを外します。
端から引っかけ,内側に力をかけながら持ち上げましょう。USB端子側からひっかけるとうまくいきました。
注意点として,カメラがむき出しだから触らないように!これは,この後のバッテリーをはがす作業中にも言えることですが。
テープを剥がす。
赤色と水色で囲んだ箇所のテープを剥がします。赤色はバッテリー端子の固定用。どうせ交換するバッテリーですからマサルさんよろしくバブチィと剥がしても基盤の接点を傷つけるかもしれないぐらいです。慎重に外しましょう。
要注意は,水色。何の嫌がらせか透明のテープで貼ってあります。
剥がさないままバッテリーを剥がすと,アンテナ線をブチ切ることになります。
ゆっくり外し,アンテナ線と干渉しないようになることを確認しましょう。じゃなきゃ泣くことになります。
あ,水色の工具は黒の中蓋を剥がすのに使ったものです。
バッテリーを剥がす。
両面テープでがっちり固まっています。下部から持ち上げていくしか無い。
個人的には,裏蓋を剥がすより嫌な作業でした。
ねじ止めされていた箇所がとっかかりとなり,剥がすことは出来るはずです。焦らず慎重に。
無事剥がすことが出来れば,新しいバッテリーを装着し,逆の手順でくみ上げていくだけです。
起動させて,バッテリーがつながっていることを確認した後,一度シャットダウン。USB経由で満充電して,コールドブート。
バッテリー表記が正常になりました。これであと2年戦える……かな。
この通りにやったら出来ました。ありがとうございます。
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