合流でアクセルを踏み込んでも,全く加速しなかった。
頭がどうにかなりそうだった……。
何のレスポンスも無い状況から,ニュートラルに入っているのかと思った……加速し出すまでの僅かな,ホンの1秒足らずが,何秒間にも感じられたぜ……。
追い越し車線だとカマ掘られてたぞ☆(キモい
というわけで,机上での検討と,試乗じゃぁぁぁ!
独断と偏見のラインナップは次のとおり。
車種 | MAZDA6 Wagon 25S L Pkg |
レヴォーグ 1.6 STI Sports |
V40 T3 Kinetic |
カローラ ツーリング | レヴォーグ 2.0 GT-S |
ゴルフ ヴァリアント TSI Highline |
---|---|---|---|---|---|---|
エンジン | ガソリン 2,500cc |
ガソリンターボ 1,600cc |
ガソリンターボ 1,500cc |
ガソリン 1,800cc |
ガソリンターボ 2,000cc |
ガソリンターボ 1,400cc |
トルク | 140N・m 6,000rpm |
250N・m 1,800rpm |
250N・m 1,700rpm |
170N・m 3,900rpm |
400N・m 2,000rpm |
250N・m 1,500rpm |
出力 | 129kW(175PS) | 125kW(170PS) | 112kW(152PS) | 103kW(140PS) | 221kW(300PS) | 103kW(140PS) |
ミッション | AT | CVT | AT | CVT | CVT | DCT |
駆動方式 | FF | AWD | FF | FF | AWD | FF |
車重 | 1,560kg | 1,560kg | 1,480kg | 1,330kg | 1,570kg | 1,380kg |
全長(mm) | 4,805 | 4,690 | 4,370 | 4,495 | 4,690 | 4,575 |
全幅(mm) | 1,840 | 1,780 | 1,800 | 1,745 | 1,780 | 1,800 |
全高(mm) | 1,480 | 1,490 | 1,440 | 1,460 | 1,490 | 1,485 |
最低地上高(mm) | 160 | 135 | 135 | 130 | 135 | 140 |
ホイールベース(mm) | 2,750 | 2,650 | 2,645 | 2,640 | 2,650 | 2,635 |
最小回転半径 | 5.5m | 5.5m | 5.2m | 5.3m | 5.5m | 5.2m |
タイヤサイズ | 225/55/R17 | 225/45/R18 | 205/55/R16 | 215/45/R17 | 225/45/R18 | 225/45/R17 |
グレード | 25S L Package | 1.6 STI sport | T3 Kinetic | ガソリンWxB | 2.0 GT-S | TSI Highline |
使用燃料 | レギュラー | レギュラー | ハイオク | レギュラー | ハイオク | ハイオク |
お値段(税抜き) | 3,305,000 | 3,300,000 | 3,138,889 | 2,354,000 | 3,350,000 | 3,450,000 |
その他 | 2019モデル | F型 | ハイブリッドでも 重量1.5t 越えない変態 |
F型 |
個人的主観は入ってしまうが,良いなと思ったところだけ色付けしてみた。
人によって価値観は異なる。ハイオク,レギュラーを気にしない人もいるだろうし,ハッチバックとステーションワゴンがどうして比較対象なんだと,同列扱いをおかしいと思う人がいるでしょう。
でもこれは,自分がラインナップの中から値段も考えならが良いな,欲しいな,と思ったものを抽出しているので,個人的には比較対象なのです。
カローラ ツーリング
こうして見ると,日本向けにナロー化したカローラツーリングの変態ぶりがよくわかる。ハイブリッドなのに,なんでそんなに軽いんだ。変。
さらに4WDのハイブリッドでも1.5t切ってる。FFのマツダ6より軽い。おかしい。ナローラ開発する上での至上命題の1つだったんだろうなぁ。
数値的な軽さの割に,運転時の軽快さが無い。動力も必要十分なだけって感じ。この辺が不満なら,ハッチバックモデル買えってことでしょうね。もしくはヤリス。
敢えて言うけど,ぶっちゃけ内装ケチってるよね。実物良く見ると,他のメーカーが内装に力を入れだしていることもあり,残念ながら値段相当とは思えない内装だったよ。
V40とゴルフ
ハッチバックだから,全長や回転半径は有利になるよね。ゴルフ ヴァリアントの当て馬的にV40は比較してみたのだけれど,思った以上にボルボが良さげ。内装も拘りがあり,すごく良い。でもなー……後ろ席が狭い。ハッチバックだから,比較するのが悪いけれども。
車幅はあるが,まぁアテンザで慣れたから何とも思わない。
ゴルフは値段的に微妙過ぎる。性能と車格を比して高すぎる印象でしかない。ヤナセが売っていればまた違ったのだろうけど。印象って大事ね。
あまり良い印象がないDCTだし,海外勢はやっぱり無さそう。
レヴォーグ2L GT-S
1,6Lと試乗の短い時間でハッキリ違うと体感できるのは,エンジンブレーキの効き具合だと思う。巡航状態から,アクセルを離したときのエンジンブレーキの効き方が2Lの方が強い……気がした。リニアトロニックって,アクセル離しても滑るように巡航するんだよね。でも,チェーン式なお陰か,CVTにしては加速時感はマシ。それと,アクセルを僅かに踏み,その後離しても,タコメーターの針は全く動かない。S#以外。
エンジン回転数は一定のまま,過給を変えたりCVTを制御したりすることで僅かな加減速を実現してるみたい。1.6はすぐに回るが,400cc異なるだけで余裕が出るんだなぁ。
トルク値と出力は,イカれてやがる。
下手に踏み込むと,首から背中にかけてスゥッと冷える感触が味わえる,アカン。
レヴォーグ1.6L STI Sports
同程度排気量車に比べ,トルク値と出力はイッちゃってる。走り出しの悪い言い方をすれば,もっさりはF型でも変わらず。良い言い方をすれば,重厚感。
フォレスターの軽く踏むと飛び出すような,前に進めます的な設定もありだと思うが……おかげで1.6Lには軽快さがない。面白いことに,ワインディングでは軽快なんだよね……気が付かないうちに,車に前輪のブレーキを踏まれているのかもしれない。
ツーリングと銘打ちながら,実は日常でも過給がなければ辛いので回してナンボの車。
Mazda6 wagon
ド田舎には,本当にどこにも試乗車がない。ディーゼルですら探すのに苦労する。それがガソリン車ならなおさらない。売る気無いんじゃないだろうか。わざわざ遠征して試乗してみた。
あー,久しぶりだなこの感覚。大きいのに運転しやすく,ロールが気持ちいい変態車。運転が本当に楽しい。そして,確かにこのクラスでは内装は一つ上に感じられる。
ぱっと見た目た感じは,な。ぱっと見の高級感の演出は非常にうまい。でもちょっと荒れた舗装面を走ると,相変わらずのロードノイズ侵入。
Gベクタリングは効いているのかが全くワカラン。後方視界は絶望。