Manjaro Linux 21.0 から,Linux Kernel の推奨が 5.10 になっていた。これまで,5.4 をずっと使ってきたが,そろそろ新しくするか。
注意しなければいけないのは,VMware Workstation 15 Pro を Manjaro Linux で使うとき。楽なのは Kernel を 5.4 で起動する。これなら,下に書いてあるような作業はいらない。
Manjaro Linux 21.0 デフォルトの 5.10 にすると。VMware Workstation 15.5.7 Pro が起動しない。後述するが,
vmware-modconfig --console --install-all
で,カーネル再ビルドが出来なくなる=起動しなくなる。カーネルが変わり,Segmentation Fault を吐いて落ちるため,ArchWiki に書かれているトラブルシュートは通用しない。
ぶっちゃけ,Player で良ければそっちの最新版を使えばいいだけの話。だが,自分は Pro 版のアップグレードは来年予定。それまでは旧版を使いたい。なので,回避策を。
https://github.com/mkubecek/vmware-host-modules/
で,インストールしている VMware とバージョンが一致するモジュールがあるか確認。
確認できたら,マスターツリーにある INSTALL の通りにインストールすればOK。
……で,ぶん投げるのもアレなので,一応 1 番目のやり方で手順を。
適当なディレクトリに,モジュールをダウンロード。
wget https://github.com/mkubecek/vmware-host-modules/archive/workstation-15.5.7.zip
で,展開。
unar workstation-15.5.7.zip
展開ディレクトリに移動して make 。
cd vmware-host-modules-workstation-15.5.7
make
make install は,管理者権限で。
sudo make install
インストール後は,
sudo /etc/init.d/vmware restart
- vmware-modconfig を置き換えるか
- 起動しないように編集するか
- 直接起動するか